race(レース)
- 2018.09.29 Saturday
- 19:57
今日は中学駅伝があった。
ケーブルテレビで中継をしていたから勝手に応援していた。
ゴール付近(たすき交換)は必ず映るから、知っている人がいないか探す。
子どもたちも自分の中学の子が出ていると
「○○が出てる!!」っとテンションが上がっていた。
自分も中1の時に出ることが出来て、今ではいい思い出。
走る前はすごく緊張するのだが、走っていると沿道からの声援が心地よい。
息苦しくなるけど、タスキを次に繋げないと。
その使命で足が前に出る感じだった。
たくさんの中学生が走っていたが、一人ひとりにドラマがあったんだろうなぁって思うと楽しくなった。
このために夏休み返上で練習した子。
誰も出なくて急遽選ばれた子。
怪我をして応援にまわった子。
いろんな思いが交じっていたはず。
塾も成績が良い子から平均点以下。
英語が苦手な子から数学が得意になりたい子。
今までたくさんの子どもたちと出会ってきたが、当たり前だけど同じ性格で成績の子はいない。
雰囲気が似ていても、やはりちょっと違うから、前回うまくスイッチが入ったことが違っていたり。
いろんな人が交じっている中で、目標に向かって走る。
駅伝と違うのは、自分ひとりで6区まで走るのかな。
勝利も敗北も無いまま孤独なレース(race)は続いていくって誰かがいい声で歌っていたような。
走るのは自分自身。
家族や先生は沿道から声援を送ることは出来るけど、代わりに走ることは出来ない。
どんな人生を歩みたいのか。
自分で考えて足を前に出すしかない。
今年の中3も入試までどんな風に走ってくれるか楽しみだ。
そして、走った後、まだまだ先があることを知っていて欲しい。